×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 




山形 雛の里紀行

(2008年3月1日 更新)

イベント名(クリックでジャンプ)
谷地ひなまつり 紅花で栄えた商都。一級品の古典雛多数。
大石田のおひなまつり 十数軒の民家に逸品の古典雛200体以上
大江のひなまつり 舟運の要衝だった地。最上川の眺望も見事。
中山町 柏倉家ひなまつり 大庄屋の豪邸は必見。代々揃えた雛の名品。
酒田雛街道 大地主・豪商の雛と、独特のつるし雛・傘福。


リンク:山形県観光物産協会サイトのやまがたのひなまつりページ

(大江町左沢のひなまつり 鈴木仁家の古今雛)
 
 山形県の母なる川・最上川。

 江戸時代は舟運が流通の中心。山形では最上川が流通の大動脈でした。

 なにせ山国ですから、野越え山越え物を運ぶより舟下りの方がずっと効率的でした。
そのため最上川沿いに川の港として発展した町が点在しています。

 そんな川港から紅花や米などの特産物を出荷し、酒田港で集積。そこから北前船で上方へ。
帰り船には京・大阪、そして全国からの富と品が満載され、山形にもたらされました。

 そんな文化遺産の一つが「時代雛」の数々。

 かつて舟運で栄えた町々には貴重な時代雛が数多く残っており、市民の手によって今も大切に受け継がれています。

 山形各地の「ひなまつり」は、こうした文化遺産を市民が自宅で飾り、伝統的なお供えをし、それをそのまま一般公開しているという点が最大の特徴。

 中には普段は家人が生活してるから中を見ることができない、これまた貴重な古民家や古商家、蔵座敷などで公開しているお宅もあって、古民家好きにも見逃せないイベントです。

 おひなさまは博物館のケース内ではなく、受け継がれた家族と共に在るのが本当の姿。
こうした自然な形でお雛さまを公開している所を中心に、山形の雛文化をご紹介します。


河北町谷地のひなまつり 
(↑クリックで詳細情報)

 県内ひなまつりの草分け的存在で、蔵座敷など今もオーナーがお住まいの民家が主会場
県内ひなまつりイベントの中でも、随一の賑わいを見せる。

 雛レベルが質・量とも県内トップクラスなのがその理由でしょう。

 江戸時代、最上川舟運・紅花の流通基地として繁栄した河北町谷地。
その富は、上方より多くのお雛様を谷地にもたらしました。

 物持ちの良い谷地衆の事、元禄以来の貴重な時代雛が数多く残っており、高さ70cm近い大型享保雛や豪華な古今雛など、かつての繁栄ぶりを示すような逸品ぞろいです。

 なお、一軒ごとに入場料を支払うシステムなので御注意下さい。


鈴木昌之家

紅花資料館

鈴木英友家

公開場所 料金 ひなまつり日程(2008年)
紅花資料館(旧堀米家) 400円 1月5日〜4月6日(日)
(資料館は通年開館)
鈴木英友家 400円 3月29日(土)
〜4月5日(土)
鈴木昌之家 300円
観光協会公開雛
第1会場(竹谷義一家)・第2会場(武田孝二家)
2カ所共通
観覧料500円
4月2日(水)
〜4月3日(木)
細谷巌家 400円
細谷昌平家 300円
北口公民館 無料



大石田のひなまつり
(↑クリックで詳細情報)

 雛人形研究家の藤田順子氏により再発見された、「雛の隠れ里」。
かつて山形最大級の川湊として繁栄を誇り、個性ある古典雛も数百体伝わっています。

 ここの魅力は雛の豊富さ、多彩さもさる事ながら、10軒以上の江戸〜昭和初期の風情を残した民家を訪問させて頂き、その家の方と一緒にひな祭りを楽しむ。そんな素朴で飾らない雰囲気でしょう。

 参加して楽しい、そんなひなまつりです。

公開場所 料金 ひなまつり日程 (2008年)
町内元町地区・各家庭
(今年は14軒で公開予定)
500円 4月2日(水)
〜4月3日(木)
10:00〜16:00
歴史民俗資料館 200円 2月18日(月)
〜4月8日(火)
10:00〜16:30



大江のひなまつり
(↑クリックで詳細情報)

 最上川舟運の中継地として栄えた大江町左沢(あてらざわ)。

・芸者の置屋さん家伝の豪華な古今雛:鈴木仁家

・代々両替商の家柄:金子仙之助家

・料亭に伝わる大型の古今雛。最上川の眺望と茶菓の提供も。:錦庵

・元造り酒屋の大きな蔵座敷で公開。人形も屋敷も見応えあり。:清野太家

・養蚕農家の旧家と土蔵を移築。いろり端での交流も楽しい。:歴史民俗資料館


錦庵
公開場所 料金 ひなまつり日程 (2008年)
鈴木仁家 1会場300円
共通券700円
3月27日(木)
〜30日(日)
10:00〜16:00
清野太家
金子仙之助家
錦庵(休憩処)
歴史民俗資料館 100円
総合案内:JR左沢駅前 大江町交流ステーション



中山町 柏倉家ひなまつり
(※平成17年の情報)

 最盛期には近隣12ヶ村の庄屋を務めた、この地方最大の大地主・柏倉家。

 九左エ門家は4000坪もの敷地に建坪360坪の居宅を構えており、往時の威勢が偲ばれる。そして今も当主が住まう現役の古民家だ。

 3月にはこの豪邸と庭園に加え、江戸〜明治にかけて購入した古今雛を豪奢な仏間で拝見でき、さらに月末には分家筋の2軒でも公開してくれます。

柏倉九左衛門邸

九左衛門邸正門

柏倉喜作家

公開会場 料金 ひなまつり日程(2008年)
柏倉九左エ門家 500円 3月1日(土)〜4月3日(木)
10時〜16時
柏倉喜作家 300円 3月29日(土)〜4月3日(木)
10時〜16時
柏倉喜右エ門家



酒田雛街道

 最上川舟運の終着点にして、西廻り航路の一大商港として、また日本屈指の大地主・本間家の本拠地として。江戸時代には大いに賑わった港町 酒田。

 市井で守り伝えられてきた余所のひなまつりに対し、豪商による酒田の雛祭りは一段と豪華。

 夢の倶楽で展示されている加藤家の古今雛は、一見して格式の違いがわかる程の名品であり、民間のつるし雛行事「傘福」も、あくまで瀟洒で華やかだ。

 他にも本間家ゆかりの美術館・本邸や、もと料亭で酒田の茶屋文化を今に伝える相馬楼など、どこか山形離れした空気が漂う町だけに、ひなまつりイベントも一味違います。

 参加・交流型ひなまつりの素朴さは無いものの、非日常的な気分にどっぷり浸れる。
それが酒田雛街道の魅力でしょう。


 

傘福・犬


旧山王くらぶ・傘福

加藤家の古今雛

本間美術館

主な公開会場 料金 ひなまつり日程(2008年)
本間美術館 900円 2月28日(木)〜4月3日(木) 
9:00〜16:30

本間家旧本邸

700円 2月下旬〜4月初旬
9:30〜16:30
相馬樓 700円 3月1日(土)〜4月3日(木)
10:00〜16:30
旧鐙屋 310円 3月1日(土)〜4月3日(木)
9:00〜16:30
酒田夢の倶楽 「華の館」 300円 2月28日(木)〜4月3日(木)
9:00〜17:00
旧山王くらぶ 300円 3月3日(月)〜4月3日(木)
10:00〜16:30
旧阿部家 無料 3月1日(土)〜5月6日(火)
9:00〜16:30



 鶴岡市HP 鶴岡雛物語 
(鶴岡市観光連盟のホームページ)

2008年 3月1日(土)〜4月3日(木)/鶴岡市内各会場