×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

 




酒田 雛街道

(2008年3月23日更新)

アクセス

●JR羽越線/陸羽西線 酒田駅より ひな街道周遊バス運行。
 
庄内空港よりリムジンバスで酒田駅へ(約35分)

 ☆問い合わせ

  (社)酒田観光物産協会
     TEL 0234-24-2233
     E-mail: info@sakata-kankou.gr.jp


イベント名(クリックでジャンプ)
旧山王くらぶ 傘福展示 日本三大つるし飾り「傘福」が並ぶ様は華麗で壮観
酒田夢の倶楽 華の館 超豪華な雛人形や巨大傘福「亀傘鉾」は浮世離れ。
舞妓茶屋 雛蔵書廊 相馬楼 艶やかな旧料亭の観光施設。舞妓踊りと料亭の雛。
本間美術館 酒田の大地主・本間家の別荘と名園で見る雛飾り。
本間家旧本邸 武家造り・商家が合体した屋敷に名品を多数展示。
旧鐙屋 町屋造りの豪商屋敷。土人形の雛飾り。


他にも旧料亭で、雛飾りの他酒田舞妓の踊りなども拝見できる相馬楼など、
魅力的な会場あり。詳しくは酒田雛街道ページをどうぞ。


 酒田は港町

上方との交易拠点として富と文化が集中した結果、豪商が多く誕生したり、方言に上方なまりが混じったりと、独特の発展を遂げた町だ。

 そんな酒田だけに、ひなまつりイベントも他の町とは様相が異なる。
一言で言うなら、「豪華絢爛」だろう。

 とにかく雛も、飾りも、建物も、余所とは一味ちがう。

 また、民家が会場の谷地、大石田のひなまつりを参加・交流型とするなら、もっぱら観光施設で開催される酒田雛街道はいわば展示・見学型と言える。

 それでは会場ごとに御紹介して参りましょう。



旧山王くらぶ 傘福 

海老(長寿)

鯛(縁起物・魔除)

うさぎ(神の使い)

さるっこ(禍が去る)

 酒田において庶民の間に伝わる風習 「傘福」。
伊豆稲取「ひなのつるし飾り」・九州柳川「さげもん」と並び、「日本三大さげもん」に数えられる。

 もと料亭だった建物の、二階大広間いっぱいに展示された大小さまざまな傘福は圧巻!
最大のものは高さ2.7m、傘の直径2m、飾りの数 実に999個を数える。

 さげものの種類は実に70種類以上!そして全てに意味が込められている。
面白いところでは・・・

・座布団=早くお座りが出来ますように。
・唐辛子=虫除け⇒大事な娘に悪い虫がつきませんように。
・よだれかけ=疱瘡(天然痘)避けに効くそうな。(器量落としと言われ女の子の大敵だった。)
いのしし=子だくさんで足腰が丈夫になりますように。
・幸せの座布団=4枚の布を合わせて縫う→四合わせ→しあわせになりますように。
まくら=寝る子は育つ→頭がよくなりますように。
・米俵、梨、メロン、柿、民田なす、いちご、いかetc=地元の名産品シリーズ。

 これら飾り物は会場で製作体験もできるし、作り方の説明書もある。(要予約)

 傘福は本来、子供の成長などを願い、傘の先に願いを込めた飾り物を下げ、寺社に奉納するものだったそうだ。今でも庄内三十三観音などを回ると、古い傘福を見かける事がある。

 会場の建物は明治28年築のもと料亭で、浪漫あふれる木造建築だ。
料亭廃業に伴い2005年に酒田市に寄付。改修を加えて観光施設として現在に至る。

 
 ここは商工会議所の女性会が主催している為か「もうひとつの酒田雛街道」と銘打たれているが、他会場をも圧倒するインパクトがある。個人的にはイチオシの会場。

住所 酒田市日吉町2−2−25
連絡先 090−2884−1006(傘福くらぶ・期間内のみ)
0234−22−9311(酒田商工会議所・期間外)
料金 大人300円、団体(20名以上)250円、小学生以下無料
製作体験 一個500〜1000円(2日前まで要予約)
公開時間 10:00〜16:30
定休日 期間内無料
URL http://www.sakata-cci.or.jp/bwc/info.html (酒田商工会議所女性会)
開催期間 2008年3月3日(月)〜4月3日(木)
取材日 2007年4月2日



酒田夢の倶楽 華の館
(山居倉庫内)

亀傘鉾

加藤家のお雛様
夢の倶楽 入口 お土産コーナー 山居倉庫

 酒田雛街道。否、山形県内のひなまつりイベントの中でも最も豪華絢爛たる会場だろう。
(内部は撮影禁止なので、上の画像はリーフレットから転載させて頂いたものです。)

 「酒田夢の倶楽」は、酒田のランドマーク「山居倉庫」(さんきょそうこ)※のうち2棟を使用した観光施設で、お土産コーナー、食事処、そしてミュージアム「華の館」から成る。
 (※明治26年に建てられ、今なお現役の米穀倉庫。)


 華の館・最大の見ものは「亀傘鉾」。 豪華さ、迫力共に比類なき傘福だ。

 かつて「本間様には及びもないが、せめてなりたや 殿様に」とまで唄われる程の権勢を誇ったて豪商、酒田 本間家。

 その本間家が山王祭を盛り上げて町を活性化させようと、宝暦12年(1762年)に京の人形職人に作らせて北前舟で運んできたのが、この亀傘鉾。

 龍と見紛うばかりの迫力を持つ大亀の周りと背中の傘福には、数々の縁起物が飾られている。毎年五月の酒田まつりでは山車行列に加わり、堂々たる姿を白日の下に現す。


 日本を代表する人形師・辻村寿三郎が企画・製作した「さかたの雛遊び」も必見。

 湊まち酒田の遊郭を表現した人形と雛飾りは、妖艶という言葉がしっくりはまる。
「怖いほど美しい」とはこういうものを言うのか、とすら思わされた。


 観光施設なので、ここまでは通年で展示されている。

 雛街道の開催期間中は更に「加藤家のお雛様」が展示される。
私の見る限り、県内に数多残る古典雛の中でも飛びぬけて素晴らしい逸品であろう。

 酒田市の旧家に伝わる江戸後期の古今雛で、高さ約40cm、目は玉眼。
殊に雌雛は、冠の細工は精緻そのもの、胸元の重ねは重厚で、錦の着物には龍・鳳凰の細密な刺繍が施されている。
 
 名のある人形師が精魂こめたであろう名品中の名品。これまた必見と言えよう。
 
 また、夢の倶楽お土産コーナーでは「傘福」の販売もしております。
住所 山形県酒田市山居町1-1-20
連絡先 TEL 0234-24-2233  
料金 大人300円、大学・高校生200円、小・中学生100円
公開時間 9:00〜18:00(入場は17:30まで)
定休日 1月1日
URL http://www.sakata-kankou.gr.jp/yumenokura/hanakikaku/hanakikaku.html
開催期間 2008年2月27日(水)〜4月3日(火)
取材日 2007年4月2日



舞娘茶屋・雛蔵畫廊
相馬樓

 
 惜しまれつつ閉店した老舗料亭・相馬屋をリニューアルした観光施設。
どんな所かは公式サイトに詳しいが、とにかく あでやかの一言。

 全体に朱を基調としており、特に市松模様の畳までが紅花で染め上げられた大広間で、紅殻の床の間を背景に舞う舞妓さんは幻想的ですらある。

 酒田の遊里文化を今に伝えつつ、雛蔵畫廊」の異名通り雛人形を常設展示している。
特に雛街道の時期は、楼内の随所にいつも以上の雛飾りが行われ、いっそうの華やぎを見せる。

住所 山形県酒田市日吉町一丁目舞妓坂
連絡先 0234−21−2310
料金 入楼料 大人700円、中高生500円、小学生・園児300円 3歳未満無料
入楼券付き舞妓演舞鑑賞券 1000円
公開時間 10:00〜17:00 
舞妓演舞 14:00〜 (週末など13:30・14:30の追加公演がある場合あり)
定休日 水曜日
URL http://www.somaro.net/
開催期間 年中
取材日 2008年4月22日


本間美術館

 
 文化10年(1813年)、庄内藩主が酒田巡検に来る際の別邸として本間家が建てた屋敷「清遠閣」と庭園「鶴舞園」を、戦後美術館として開放したもの。

 毎年恒例の「雛祭古典人形展」は、敗戦直後の昭和23年から続けられており、古典人形コレクションが一同に展示されます。(人形は撮影禁止なので画像はありません)

 人形の貴重さもさる事ながら、京風の精緻な造りをベースに、明治末期に増改築し大正ロマンあふれる建物となった清遠閣と、鳥海山を借景に全国から取り寄せた銘石を配した回遊式庭園も、四季それぞれに美しい眺めが楽しめます。

住所 酒田市御成町7-7
連絡先 TEL0234-24-4311 
料金 大人900円、学生400円、小中無料
公開時間 9:00〜16:30 (4〜10月は17:00まで)
定休日 月曜日、12/25〜1/9、他展示替え休館あり。HP参照。
URL http://www.homma-museum.or.jp/
開催期間 2008年2月28日(木)〜4月3日(火)
取材日 2007年4月2日



本間家 旧本邸


 明和5年(1768年)、幕府巡検使一行の本陣として本間家が建てて庄内藩に寄贈し、一行が江戸に戻った後、返還されて本間家の邸宅として使用していたもの。

 特徴的なのは、手前が武家造り、奥が商家造りと二重構造になっている点。
本間家がその財力を活かして藩・地域にたびたび貢献し、その功あって士分を許されていたからできる芸当であり、全国的にも珍しいとされる。

 道路を挟んで当時の商店「お店」(おたな)も公開しており、江戸時代の武家・商家・店舗と3種の建築様式がいっぺんに見られるスポットとなっている。

 雛街道の時期は、本間家伝来の雛人形や雛道具が展示され、かつての権勢が偲ばれる。

 
住所 山形県酒田市二番町12−13
連絡先 0234−22−3562 
料金 小学生 200円 中・高生 300円 大人 700円
本間美術館との共通入館券 1400円
公開時間 9:00〜16:30 (4〜10月は17:00まで)
定休日 年末年始、展示替え臨時休館あり。
URL http://www2.ocn.ne.jp/~hommake/
開催期間 2008年2月27日(水)〜4月3日(火)
取材日 2007年4月2日



旧鐙屋
(きゅうあぶみや)


 酒田を代表する豪商だった鐙屋の商家史跡。酒田市で管理している。
現在、史跡指定地になっている部分だけで1836.57u(約556坪)あるが、昔は倍以上あった。
 平成元年まで現役の商家だったから、まだ臨在感が残っている。

 奥行きの長い町屋造りで、石積み屋根やかつての商売・生活の様子を再現。
雛まつりの時期には、酒田・鵜戸川原や京都・伏見人形など、土人形が展示される。

住所 酒田市中町1−14−20
連絡先 0234−22−5001
料金 大人310円、高校・大学生210円、小・中学生100円
公開時間 9:00〜16:30
定休日 3〜11月は無休。12〜2月の月曜日、年末年始
URL http://www.city.sakata.yamagata.jp/Contents/ePage.asp?CONTENTNO=1780
開催期間 年中
取材日 2008年3月22日