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大石田町 きよそば
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手打ち 大石田そば
きよ
(通称:きよそば)
住所:山形県大石田町大字横山736
電話:0237-35-4245
更新日:
2005年9月28日
営業時間:
午前11時~午後4時
(売り切れ次第閉店)
駐車場:
約15台
期間:年中
休日:
木曜日
つなぎ:そば粉
10割
創業:
1987年
主なお品書き
板そば 750円
板そば大盛り 900円
とりそば 700円
とりそば大盛り 800円
かえもづ 800円
(そばがきの山形弁)
伝説のそば打ち職人・高橋きよ。
普通のおばあちゃんだった彼女だが、地元ではこう謳われていた。
そば打ちの 達人
しかも、山形県でも屈指の蕎麦処、大石田町においての話である。
あまりの評判に、周囲の勧めでそば屋を開業したのが1987年の事。
「大石田の達人」が「山形県の達人」になるまで、そう時間はかからなかった。
今や山形を代表する田舎そばの名店として、蕎麦通なら知らぬ者は無い。
今更、こんなHPで紹介するまでもない有名店である。
ここの蕎麦は、打ち粉までそば粉を使用する、
正真正銘の
十割そば
。
下手なのが打つ十割そばは口の中でブツブツ千切れ、粉っぽいだけである。
では達人技が繰り出す十割そばとは、果たして如何なるものであろうか。
まず違うのが
蕎麦のコシ
。
見た目から凡百のものとは一線を画しており、その瑞々しさは食欲をそそる。
食感も予想以上。跳ねるような弾力感は、確かな仕事を証明してくれる。
また蕎麦は水を吸いやすく、きっちり仕込まねばすぐに水っぽくなるものだが・・・
作りこみがしっかりしている故に、食べ終わる迄その高水準を維持し続ける。
十割そばはボソボソしたものと誤認している人には驚異の世界であろう。
更に、
蕎麦という食材の魅力
を再認識させられる味
。
そば粉だけを水でこねて延ばして切って茹でる。シンプルな食べ物・十割蕎麦。
それだけで、これほど味わい深い
料理
にできるというのは驚きを禁じ得ない。
甘み、香ばしさ、渋味などが絡み合い、蕎麦の持つ可能性の高さを唄っている。
そんな魅力を存分に引き出しているのも又、達人技たるゆえん。
ツユは甘すぎず辛すぎず、素材の旨みを殺さない控えめの味つけ。
むしろ、最初は何もつけずに蕎麦本来の味を楽しむのも又 好し。
かつては自宅の座敷で美味しい蕎麦を食べさせてくれるという素朴な店であった。
商売も繁盛し、店も装いを新たにした現在。
相変わらず自宅の座敷で、変わらず美味しい蕎麦を食べさせてくれる。
これは「きよ」を始め山形の田舎そば店に多い、飾らないスタイルである。
おばあちゃん家伝の技から、蕎麦処を代表する名店へ。
生ける伝説、高橋きよの達人技は今、娘から孫へと連綿と受け継がれている。
親子三代、相伝の味と技。
伝説は、まだ終わらない。