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専称寺の駒つなぎの桜
4月中旬
〜4月下旬
所在地:山形市緑町3−7−67
アクセス:中心街100円循環バス 七日町下車 徒歩9分
本数:1本 他境内に数本。 撮影:2007年4月14日  
駐車場:なし 売店:なし ライトアップ:なし
周辺のスポット  樹種
文翔館(旧山形県庁)
シダレザクラ


 山形市内中心部の古刹・専称寺境内にあるシダレザクラの名木。
その本堂は、木造建築としては東北随一と言われる大きさを誇る。

 この寺は慶長元年(1596年)、山形の戦国武将・最上義光が、悲劇的な最期を遂げた愛娘・駒姫の菩提を弔うために勧請したもの。

 駒姫は豊臣秀吉の甥・秀次に嫁いだが、お家の事情で秀次は切腹。
とばっちりで駒姫はじめ妻妾34人も皆殺し。享年16歳。

 まんず むつこいっちゃ〜。(全く、可哀想になぁ)

 義光が参拝するときに馬を繋いだという伝説から「駒つなぎの桜」。
話の通りであれば、樹齢は少なくとも400年以上という事になる。
  
 この寺にはもう一つ 伝説が残っている。

 その名も「夜泣き力士像」。下の画像がそうだ。
左甚五郎の作とも言われ、あまりにリアルで魂を持ったっとも言う。

 夜な夜な抜け出して相撲を取った為、釘で打ち付けられて泣いたとも、
屋根が重いと泣くので、鉄砲で撃ったら静かになったとも言う。

 ミステリアスな伝説に彩られた、雰囲気ある桜だ。