村山地方屈指の、古桜/巨桜スポット。
幾星霜重ねたデカい桜が見たいんならココ。
このお達磨の桜は、平安時代の集落跡『達磨寺遺跡』(遺構は埋め戻されて何もありませんが)の地でその威容を誇っています。
今は桜だけが残って・・・って話なら格好いいのだが、遺跡と桜では時代が500年ほど異なる。
それはさておき、ここは古桜にしては珍しく普通の公園のように桜花の下で花見の宴を催す事ができるので、花の季節には「弁当開き※」の人たちで賑わいます。(無論、お達磨の桜の根元直下は除く)
古木っていうとたいてい厳重に保護され、お花見宴会禁止!の所も多い中、地元住民に親しまれているスポットでもあります。
※「野外で、みんなして弁当を食べる」の意。
最近まで知らなかったが、山形でしか使わない表現らしい。
(古木は二本ありましたが、残念ながら2009年に一本が枯死してしまいました。700年の古木といえど、永遠の存在ではないという事です)
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