出羽国一里塚 山形さくら紀行 最上町愛宕山公園

 

  

愛宕山公園
(あたごやまこうえん)


所在地:山形県最上郡最上町向町地内
アクセス:JR陸羽東線 最上駅より徒歩6分
本数:600本 撮影 2008年4月26日
駐車場:湖の周囲各所に約400台。
売店:なし(さくらまつりでは出店あり) ライトアップ:ぼんぼり  
樹種:ソメイヨシノ、カスミザクラ、八重桜、紅山桜、冬桜



 山形県北東部に位置する、奥羽山脈の山あいに開けた街・最上町。
桜前線の到達は県内でも最後の方であり、一番遅くまでお花見ができる土地と言えるだろう。

 そんな最上町の、町内最大の観桜スポットが「愛宕山公園」
ソメイヨシノをはじめ、5種類の桜が古木・若木織り交ぜて600本ある。

 町の中心部にある、愛宕神社・熊野神社を祀った小山の公園なので、下から見上れば600本の桜をひと目で見られるし、山に登れば桜花ごしの眺望を楽しめる、見ごたえのある桜名所だ。

 桜の季節。山内ではレンギョウや水芭蕉、ザゼンソウ等も咲き、木陰ではウグイスや蛙が鳴いて、うららかな春の一日を演出してくれる。

 また最上町は下の画像に見るように、奥羽山脈と神室連峰を両翼にし、中心を清流が貫く、自然豊かな佳景の地。
 桜の季節には残雪と雪融け水、芽吹きはじめた新緑が調和して、全体が見所といっても過言ではない風情となる。