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出羽国一里塚 山形のラーメン 酒田ラーメン 味龍のザル中華本文へジャンプ 

 

  

味 龍

ザル中華
住所:酒田市錦町1−2−24
電話:023-643-0034
取材日:2007年2月11日
営業時間:11:00〜15:00
駐車場:約11台
期間:年中
休日:水曜日
スープ:動物系(鶏・牛・豚骨)
+節系+昆布、野菜の「中華そば」
麺:細めで若干の縮れあり
創業:昭和63年


主なメニュー
中華 600円 
ワンタン麺 750円
チャーシュー麺 850円
ザル中華 600円
辛味噌ラーメン 800円

大盛り 200円増し


 某「ラーメンの鬼・S」に、自家製麺を決意させた事で知られる店。

 今回頼んだのは「ザル中華」。
そば徳利・そば猪口から予想される通り、そばつゆで食す一品だ。

 繊細なソバの味を引き立てるのが そばつゆ。
麺そのものを味わうためには最適のチョイスといえよう。
 逆に言えば、こんなメニューを置くあたりに並々ならぬ自信が伺える。

  評判に違わず、麺に力がある。

 ツルツルシコシコ、モチモチプリプリ、ツヤツヤしなやか。
擬音がハマるこの食感。

 強いウェーブのかかった太麺は、まず唇を満足させてくれる。

 そんな極太麺を噛み締めれば、口の中で踊り、跳ね、暴れる。
アゴが軽く疲れるほどの強力な歯応え。これぞ手打ちオブ手打ち。

 硬いのではない。弾力が凄いのだ。
歯をはね返されるような錯覚を覚えつつ噛み切ると、プッチンと心地よい感覚が口中に弾ける。

 歯応え、コシ、喉越し、舌触り、弾力、唇感。
太麺系のあらゆる要素を高次元で実現したこの麺、日本各地のラーメン処を食い歩いた私でもちょっと記憶に無い。 

 なるほど、この衝撃はラーメン鬼の人生観を変えるに足る。

 無論、食感だけの麺ではない。
国産小麦、天然かん水、伊豆大島の天然塩と、こだわり抜いた素材から繰り出す自家製麺は、小麦のほのかな甘みと旨みがストレートに表現されており、これは確かにそばつゆで食べさせたくなるのもうなずける。

 今回は麺に拘っての取材だったが、無論ラーメンも高品質。
鶏ガラと豚骨ベースのスープ、昆布と煮干ベースのスープを別々に作り、食べる直前にブレンドして作るスープはあっさり系ながら旨みが強く、店主の手間を惜しまぬ確かな仕事ぶりが伺える。

 具も庄内三元豚の肩ロースチャーシュー、特注メンマにネギまで気を抜かず、基本に忠実ながら細部まで充実した一杯になっている。

 また、いくら繁盛しようともいつも変わらぬ愛想の良さと腰の低さ。
鬼には、この辺も見習って欲しかったと思ったほどだ。
 でも、全席禁煙だけは譲りませんけどね。

 歯に、舌に、そして心に。 なんとも心地よいラーメン店です。