さあ、ここからが本当の羽黒山詣り。気合を入れて! 

一の坂
 まだこの辺は足慣らし。ちょっとした
森林浴気分で登れますが・・・
二の坂
 一の坂を登り、すこし平らな所を歩くと
道端にこの石碑。別名「油こぼし」の急坂
です。ここが踏ん張り所です。
 深呼吸して、いざ進まん!
 二の坂は「角度がきつい」「距離が長い」
「曲がりくねっていて終点が見えず不安」
の地獄の3拍子。足を滑らせないように
ゆっくり行くべし。疲れたら道端で一休み、
たまには上を向いてみましょう。杉並木を
見上げるのも中々いいもんです。
二の坂茶屋
 ここが二の坂の終点。まずは画面右側
坂の急傾斜に注目!ご苦労さんでした。
 夏期間は名物力餅で一服。登坂証明書
がもらえます。ここからの眺めもまた絶景。
頂上じゃ全然下界は見えないよ。登った者
のみに許される景色がここにある。
三の坂
 頂上まであと一息!一気に向かっても
いいけど、まだ余裕がある人はここから
「南谷別院跡」に足をのばしてみましょう。
 南谷への道は、凛と引き締まった感じの
参道とはまた違って、しっとりと落ち着いた
空気が流れている雰囲気。
 これはこれで風情あるものです。
 踏み石もなくなり、木の根が地を這って
鳥の声だけが響く、静かな古道。
 杉並木がほとんどの参道に比べ木々の
種類も多く、自然の山を歩いてるって感じ
がしてきます。
南谷別院跡
 はい、別に到着してもこれといった物は
ありません。古池とあずまやがあるだけ。
 でも、羽黒山がお寺だった昔は中心的な
建物があった所だけあって閑静な環境。
 想像力がモノをいう領域ですな。
 本道に戻り、三の坂を登る。二の坂越え
を果たしたアナタならもう楽勝。
 この辺は傾斜もゆるいし、数百年の年輪
を刻んだ巨木たちが発するフィトンチットや
生命力などを感じつつ、あとはマイペース
で進むのみ。
●埴山姫神社
 
三の坂終点付近にある、山中に数ある
末社の中でもひときわ目を引くこのお社。
 何が目立つって・・・・
 この様に赤いヒモがびっしりと結び付け
られてるんです。もうちょっと先の参集殿で
この縁結びのお守りを買って来て、ここに
結んでいくカップルや、目指せカップル!
な人がかなり多いようですな。
斎館
 精進料理を食べさせてくれたり、宿泊した
りすることができる施設(要予約)。
 ここで上を見上げるとそこに見える赤い
鳥居。そこがゴールださあ行こう!

ここまで来たら着いたも同然!ラストスパートだべ。

もいっぺん、下に戻ってみる。