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一寸亭支店
ちょっとていしてん
一寸亭支店 冷たい肉そば
つったい(冷たい)肉そば
住所:東根市大字荷口1575
電話 0237−47−2232

MapFan


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更新日 2005年10月19日
営業時間 午前9時半〜午後3時半
駐車場 16台
期間 年中
休日 月曜日
つなぎ:そば粉    
創業   


主なお品書き
冷たい肉そば 600円※
温かい肉そば 600円
冷たい鳥そば 800円※
温かい鳥そば 800円
ざるそば 600円
もりそば 550円
板そば 1800円
板そば(大) 2600円
冷たい肉中華 600円
中華ざる 600円
中華そば 550円
五目中華 700円
味噌ラーメン 700円

冷やし中華 800円
(夏季限定)
ライス 200円
半ライス 100円
カツ丼 800円
親子丼 700円
玉子丼 600円

肉うどん 600円
(冬季限定)
※「冷たい」のと「温かい」のは別メニューです。注文の時ご注意下さい。
※肉そば=具は画像の通り鶏肉のみ。
※鳥そば=鶏肉の他、具として野菜なども入ってるもの。


 山形のそば好きなら知らぬ者のない「肉そば」の人気店ながら、そばガイドブック等にはほとんど登場しないという、ある意味幻の店。

 冷たい肉そばの本場は何といっても河北町谷地。
評判店が綺羅星の如く居並ぶこの地でも、屈指の人気店に数えられるのだが・・・

 実は谷地に非ず。東根市だという事実。

 ま、最上川挟んですぐ対岸だから、実質谷地みたいなもんだけどね。

 ・・・閑話休題。問題はその味だ。

 山形弁に「しょあんまェ(塩甘い)という言葉がある。

 「塩味が足りなくておいしくない」という意味である。

 山形では、基本的に薄味はおいしくないのである。(無論例外はある)
そんな山形人をトリコにしている味・・・そう、濃い目です。

 浅漬に醤油かけて食う山形人が泣いて喜ぶ味です。

反面、薄味好みの人には、ちとしょっぱいかもしれませんけどね。

 もちろん、ただしょっぱいだけじゃダメです。
山形人も醤油飲んだり塩なめたりして生活してる訳じゃないし。

 濃い目の味に負けない、力強いダシとソバと具があってこその人気です。

 ダシはもちろん、冷たい肉そばならではの鶏とカツオブシの併せダシ。
鰹の風味、鶏の旨みが強烈かつバランスよく絡み合い、コクと甘みを醸し出している。
 でも後味は割とさっぱりしてて、しつこくありません。

 ソバは谷地流ツルツルシコシコの太め麺。いやプリプリと言った方が近いかも。
心地よい食感で香り・風味共に高い、しっかりしたソバに仕上がっている。
 濃厚なツユの中にあっても、丼の主役を張って存在感を示してます。

 鶏肉も他に類を見ない代物で、脂身あたりがやたらコリコリした噛み心地なんです。
脂身は普通フニャフニャしてるものと思われるでしょうが、ここのは一味もふた味も違う。

 固めの鶏肉を咀嚼するほどに、肉の旨みが口中に膨らんでくる。
これがソバとの相性ぴったり。この味とソバにしてこの具ありと納得できる組み合わせ。

 濃い目の味、強烈ダシ、プリプリ麺、コリコリ肉。

どの店も個性的な肉そば界にあって尚、突出した独自性を誇る「一寸亭支店」。
 
 そのパワフルさに魅せられ、ハマってしまう人が続出する独特の味。

そば界にには珍しい、中毒度が極めて高い店である。
 
  


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