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農家レストラン エルベ 更新日 2005/5/25

ハーブ園とレストラン

店内

周辺はこんな感じ
住所 山形県西置賜郡飯豊町大字荻生3549−1
営業時間 ランチ  午前11時〜午後3時
ディナー 午後5時〜午後9時
      ラストオーダー 午後8時
駐車場 数えるの忘れた・・・20台はあったと思う
アクセス JR米坂線 荻生駅より約1200m(徒歩15分)
期間 年中毎週月曜日 (月曜が
 祝祭日の時は翌日)
定休日
主なメニュー  ◎アンティパスト
・リゾットのコロッケ 530円
・ヤマメのマリネ南蛮風味 600円 ほか
 ◎ピッツァ
・フィレンツェ風ピッツァ 1400円
・野菜ピッツァ 1260円
・ミックスピッツァ 1500円
・ハーフ&ハーフ 1260円 ほか
 ◎パスタ
・フレッシュトマトのフェットチーネ 850円
・海老のスパゲティトマト味 900円
・キノコとベーコンのクリームパスタ 950円
・メンタイコのスパゲティ 900円
・ミートソース 800円 ・ナポリタン 800円 ほか
 ◎ドリア&グラタン
・ナスのミートドリア 800円
・ドライミートカレー 850円
・野菜グラタン 850円 ほか
 ◎ランチタイム(11:00〜3:00)
・サラダバイキング 210円
・サラダバイキングとコーヒーセット 350円

 ◎2005年5月の「おすすめ」
・アスパラピッツア 1260円
・海老とアスパラのパスタ 900円
・山菜パスタ 850円
・海老とアスパラのソテー 600円 ほか


「おすすめ」より アスパラピッツァ1260円 「おすすめ」より 山菜パスタ850円

 田園地帯に突如として出現する、
農家のオバちゃんとアネさま方がやってるイタリアン

本場で○年修行!なんてスタッフはいません。多分。いたらごめん。

 技量は一流イタリアンシェフとは言えないかもしれませんけど、皆さん農家です。自分達で作ってるんだから食材の持つ本来の美味しさを知りつくしてるって訳。

 いわば食材のプロフェッショナル集団によるイタリアン。

素材の専門家が繰り出す、ある意味「本物の味」を楽しめるお店です。

 いいレストランには看板メニューがつきものですが、ここの看板は「おすすめ」だと思います。

 農家レストランたるゆえんは素材の良さ。
地元産・旬の食材の穫れたての美味しさを主眼にしたのが「おすすめ」です

 2005年5月下旬に行った時の「おすすめ」から例をとってみましょう。この季節、地元飯豊町では特産のアスパラガスと地物の山菜が一番美味しい時期。これを軸にしたメニューです。

 まずアスパラピッツアはサクサクのイタリアンクラストにチーズとフレッシュトマトのみ。あとは最低限火を通しただけのアスパラガスがそのまんま乗った、まさに素材一本勝負の一品。直径は約30cmです。余計な調味料をほとんど使っていないアスパラガスは今朝まで畑にあったかと思われるほどの新鮮さで、濃厚な甘みと香ばしさはちょっと感動ものでした。
 ウチの裏の畑でもアスパラは作ってるし、そいつもまあ新鮮には違いないけど、当然プロの作品には及びませんな。

 産地で穫れたてを食す。これがどういう事なのか?
 
この味は雄弁に語ってくれました。

 また、今も手付かずの自然が残る飯豊連峰の玄関口である飯豊町。
 
 当然山菜も豊富に自生してるし、そんな環境を活かして山菜の栽培も盛んなんで、地元ではこの季節は当然のように普通の野菜と並んで朝採り山菜を販売してるって土地柄です。

 ここの山菜パスタも新鮮な山菜を贅沢に使い、自家栽培のハーブで仕上げたという代物だから、街場のイタリアンでいただく山菜パスタなんぞとは別次元と言っても過言ではありますまい。山菜の種類も通り一遍のものではなく、うるい、山うどといった余所ではお目にかかりにくい奴をきくらげ、たけのこと一緒に使用してます。

 山菜も新鮮さが命。ぜんまいの水煮やパックきのこで作ったのは論外ですが、本格的な山菜を使ったパスタってのも色んなとこで頂きましたけどね・・・

 やっぱ産地で食べるものは味の濃さレベルが段違い

 しょうゆとガーリックで軽くあおったシンプルな調味も、素材の良さを引き立ててます。

  また飯豊町は「美しい日本の村景観コンテスト」で入賞した、昔ながらの散居村が広がっており、店の周辺もそんな風情あふれる環境です。目にも美味しい、そんなお店がここ。

 地のものを味わうってのはお出かけの大きな楽しみですけど、山形で、イタリアンでそんな店といわれれば管理人的に自信を持ってお薦めできる店です。


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